Julien Baker - Sprained Ankle 歌詞と和訳と感想
こんにちは、管理人のかずです。
今回はジュリアン・ベイカーのSprained Ankleの歌詞と和訳を載せいたいと思います。
シンプルなメロディとは対照的に、彼女の心情をぶちまけたようなハードな歌詞が特徴…と言えばいいでしょうか。
敬虔なクリスチャンでありながら同性愛者であり、薬物依存や交通事故による瀕死体験などの、複雑なアイデンティティと壮絶な経験からくる歌詞は、どことなく痛々しく、聴く人の真に迫り、ただただ圧倒されます。
この曲でも冒頭で「私は死についての歌しか歌えない」とあるように、その壮絶だった当時の体験談を歌っているようにも思われます。
タイトルのSprained Ankleは「捻挫した足首」という意味になりますが、現状を克服しようにも思うように行かない(走れない)彼女の心情が吐露されているようにも思えたり。
まだまだ、個人的にわからないことが多い彼女ですが、その歌声と真に迫る歌詞がズーンと胸に突き刺さり、気づいたらにわかファンのようになってました。
拙い訳ですが、今後も定期的に彼女の歌の訳を載せたいと思います。
PV
Julien Baker "Sprained Ankle" Official Music Video
歌詞と和訳
Wish I could write songs about anything other than death
死以外の歌が書けたらいいのにって思うの
I can't go to bed without trying the red shaven operas
赤く擦り切れたオペラCDを聴きながらじゃないと眠れないの
Each one so heavy, each one so cumbersome
それぞれが重く扱いにくい
Each one a lead weight hanging between my lung
それぞれが肺にぶら下がる鉛のよう
Spilling my guts
もう何もできない
Spit on a microphone breaking my voice
声が裏変わるくらいマイクで歌うの
Whenever I'm alone with you, can't talk but
あなたと二人っきりの時はいつも話せなくなるの
"Isn't this weather nice? Sure you're okay?"
「天気が悪いせいかな?あなたは大丈夫?」
Should I go somewhere else and hide my face?
私はどこかに行って顔を隠した方がいいのかな
A sprinter learning to wait
立ち止まることを学ぼうとするスプリンター