Julien Baker - Blacktop 歌詞と和訳と感想
こんにちは、管理人のかずです。
今回はJulien BakerのBlacktopの歌詞と和訳を載せたいと思います。
例によって訳に間違いや不自然なところがあれば、ご指摘いただけますと助かります。
この曲は、ジュリアンベイカーが自動車事故を起こした時の心情を綴った歌です。
街灯が車の上に落下し、ペチャンコになるという悲惨な事故から奇跡的に生還し、今生きている事を神様に感謝する…そんな歌。
壮絶な経験を経て作られたこの曲は、シンプルなメロディながらも、彼女の、何があっても生きようとする意志と、生きていることに対する感謝の気持ちが伝わり、聴く人の気持ちを強烈に揺さぶってくれます。
訳に関しては所々自信のないところがあります。
特にA saline communion that I held like a seance on the blacktopの部分が非常に訳しづらかったのですが、Salineが生理食塩水ということ、その前の歌詞でAmbulance(救急車)が出ていること、そして交通事故というキーワードから点滴と訳し、後のcommunionの語源に聖餐(キリストの最後の晩餐となったパンと葡萄酒)があることからSaline communionで聖なる点滴と訳しました。
そしてSeanceは交霊会という意味があります。Blacktopはアスファルトという意味なので、ここでは路上ライブで神様に感謝の意を述べる歌(まさにこの歌)を歌っている情景をイメージしました。
ということでこの訳が正しいとは言い切れないですし、もっといい訳をされてる方もいらっしゃると思います。
それでも誰かがジュリアンベイカーという素晴らしいシンガーソングライターの存在を知るきっかけとなる記事になればいいかなと思ってます。
引き続き、世に数多ある洋楽と共に彼女の曲も和訳していきたいと思います。
PV
Julien Baker "Blacktop" Live @ 939
歌詞と和訳
Do you think that there's a way I could ever get too far
私が今まで遠くに行けたことがあったと思う?
That you'd ask me where I'd been
私がどこにいるのか、聞いたことがある?
Like I ask you where you are?
私があなたがどこにいるか聞いたように
But I know you're in the pews
でもあなたはただ座席に座ってただけ
The same as stools around the bar
バーにあるスツールと同じように
And I know I saw your hand
そして私はあなたの救いの手を見た
When I went out and wrapped my car
車で出かけてる時、
Streetlamp
街灯の近くで
Around the streetlamp
街灯の近くで私の車が潰れたの
So I wrote you love letters
だから私はあなたにラブレターを書いたの
And sung them in my house
それを私の家で歌ったの
And all around the South
南部中でね
The broken strings and amplifiers scream with holy noise
壊れた弦とアンプが聖なる音を奏でる
In hopes to draw you out
あなたを呼んで感謝を述べたい
But if no one sings along in praise
でも誰もが一緒に賛美の歌を歌わなければ
Are you still pround when I open my mouth?
私が口を開けるとき、あなたは私のことを誇りに思いますか
Come visit me
私の元に来て
Come visit me
私の元に来て
In the back of an ambulance
救急車で運ばれる
A saline communion that I held like a seance on the blacktop
路上であなたを呼ぶように聖なる点滴を受ける
The devil in my arms says feed me to the wolves tonight
私の腕の中の悪魔は、今夜私を狼の餌にしろと言う
And come visit me
私の元に来て
In the back of an ambulance
救急車で運ばれる
And a saline communion that I held like a seance
路上であなたを呼ぶように聖なる点滴を受ける