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中年男性も号泣 映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」の見どころと感想

こんにちは、管理人のかずです。

今回は、家で見ながら思わず涙腺が緩んでしまった映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」の紹介をしたいと思います。

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この映画、控えめに言ってマジで本当にいい作品です。
当初、子供向けだと思ってバカにしていましたが、後半涙なしには観ることはできませんでした。

個人的に”泣かせる”系の映画は「どうだ?ここで泣けよ」って製作者の意図が見えてしまったり、役者の大根演技が気になって白けてしまうことが多く、いまいち苦手でした。
でもこの映画はいい意味でも演技力が関係なく、そもそもすみっコ達が異常にかわいいため、キャラクターの喜怒哀楽に沿ってこちらもほんわかしたり切ない気持ちになったりと、大いに感情を揺さぶられてしまいます。

そんな映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」の紹介をさせていただきます。

ちなみにどうでもいいですが、タイトルの中年男性とは僕のことです。

トレイラー


『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』劇場予告(60秒)11月8日全国ロードショー!

 

作品情報

監督 まんきゅう
脚本 角田貴志
原作 サンエックス
ナレーション 井ノ原快彦
本上まなみ
主題歌/挿入歌 原田知世
配信サイト(記事執筆時点) prime video

あらすじ

いつもの喫茶店、いつものすみっこ。
その地下室に隠された、ふしぎな絵本とは…?

ある日すみっコたちは、お気に入りのおみせ「喫茶すみっコ」の地下室で、古くなった一冊のとびだす絵本をみつける。

絵本を眺めていると、突然しかけが動き出し、絵本に吸い込まれてしまうすみっコたち。

絵本の世界で出会ったのは、どこからきたのか、自分がだれなのかもわからない、ひとりぼっちのひよこ…?
「このコのおうちをさがそう!」
新しいなかまのために、すみっコたちはひとはだ脱ぐことに。

絵本の世界をめぐる旅の、はじまりはじまり。

 引用:ストーリー | 映画 すみっコぐらし

 

こんな方にオススメ

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  • 愛くるしいキャラクターが大好きな方
  • 子どもをお持ちのお母さん、お父さん
  • とにかく癒されたい方

見どころ

すみっコ達の愛くるしい動き

見どころは何と言っても愛くるしいすみっコ達のかわいい動きです。

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本当にもう、これでもかと言わんばかりにかわいい仕草をしてくれます。
桃太郎になったねこが、恥ずかしさのあまりに桃をガリガリし出すところは、鼻血が出そうでした。

食べられそうになるとんかつとえびのしっぽが、むしろ食べてくださいとお願いしたり。随所にほんわかしつつちょっと笑える展開が待っています。

ちなみに僕はえびのしっぽが大好きです(食べるのも)。

すみっコのやさしさにほっこり

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迷子のひよこのおうちを見つけるために奮闘するすみっコ達の優しさが本当にほっこりしてしまいます。

凍えてるひよこに暖かい布をかけてあげるしろくま、そしてそれに「ありがとう」と応えるひよこ。
今度はしろくまの引くソリがハマってしまい、今度はそれを手伝うひよこ、そしてそれに「ありがとう」と応えるしろくま

もーーーー!!このやりとりだけでめちゃめちゃほんわかします。

何かをしてもらったらちゃんと「ありがとう」を言うひよこ。
もちろん、しろくまは見返りを求めての善意ではありません。
そして今度はひよこの手助けに「ありがとう」と言うしろくま

こんな優しいやりとりが、劇中のいたるところで見ることができます。

お子さんに見せてあげて「助け合い」と「お礼の言葉を言うこと」の大切さを学ばせてあげる…なんて目的で見せてあげてもいいのではないでしょうか。

大人でもハッとしてしまいます。

ちょっと切なくなるシーンも…

迷子のひよこのおうちを探している最中、実に様々な出来事があり、そんな中で衝撃の事実が明かされます。
あまり書いてしまうとネタバレになってしまうので、知りたい方は下の「ネタバレありの結末を見る」からどうぞ。

 

 

ネタバレありの結末を見るひよこのおうちを探すうちに、ひよこには絵本の中に居場所がないことが分かります。
どのおとぎ話にも登場しないひよこ…それもそのはず、ひよこは白紙のページに書かれた落書きでした。
ひよこは誰も仲間がいないことを知り、ひどく落ち込みますが、すみっこ達は「ぼくたちと一緒にくる?」とひよこを誘います。
大喜びするひよこ。
しかし、もともとすみっコ達の世界の住人ではないひよこは、現実世界に通じるゲートを通ることができず、ひよこは「自分はすみっコ達と一緒にいられない」と悟ります。
とかげ(?)をはじめとしたすみっコ達は何とかしようとするも、ゲートが閉じてしまいお別れになってしまいます。
自分たちの世界に帰ってきたすみっこ達は、一致団結してひよこのために何かをしようとしていました。
それは白紙のページにひよこの仲間やおうち、お花を描き、ひよこの仲間を作ろうと言うものでした。
それぞれのすみっコの色のひよこたちと共に、ひよこはいつまでも幸せそうに暮らしました。

 

  

結末を書いてて泣きそうになる自分がいました。

個人的にはひよこのこの表情を見た時が一番ヤバかったです。

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感想

もうオススメの一言しか出てきません。

現実に疲れてホッと一息つきたい時、一人で、または恋人と、或いは子どもと、友達と…とにかく見るだけでホワっとなるいい映画です。

すみっコぐらし、おそるべし。